愛車を長くお使い頂くには
こんにちは
ジー・エス通信更新担当です。
前回の更新よりまた時間が空いてしまいましたが
いつも通り、更新と整備を両立する時間が有りませんので、ご容赦ください
さて、今回は「愛車を長くお使い頂くには」です！
このお題で大体の方は、定期的にオイル交換と部品交換をしていけば
長く使えるんでは？
と思われたと思います！
はい、その通りです(笑)
しかし、もっと長く使うにはもう一工夫をする事でもっと長く使う事が出来るのです。
どういう事と思う方もいるかと思いますが
よ～く考えてみて下さい、車は何で出来ていますか？
そう！ 金属です！！
金属は・・・錆びます！！
どんなに頑張っても余程徹底していない限り錆びます
錆びない事例
・雨の日に乗らない
・車庫など室内保管
・湿度管理
ここまでする人はほぼ居ないと思います。
基本的には室外保管になると思うので、車には非常に酷な状況ですよね。
常に雨風に晒され、水気に耐えながら廃車になるまで酷使されるのです。。。
そんな酷な状況に常に晒されている車でも、錆の進行を遅らせる方法があります！
※外に保管されている時点で錆びないとは言えません。
その方法はもう少し後でお話いたします。
とりあえず、錆びやすい場所についてですが
・ローター部分のホイールとの接地面からの錆
・飛び石等で塗装のめくれた部分からの錆
・下廻りからの錆
大半の錆はこの部分から発生していき、最終的にはボディー全体を蝕み
金属を崩壊させていきます。
ではどうしたら良いか、錆が発生してしまった後でも大丈夫なのか？
と言う所ですが
実は軽微な錆であれば対処可能です。
では、実験台にしている私の愛車の写真でご説明していきます。
お客様に薦めるにあたって、やった事のないものをお薦めするような人ではないので安心ください(笑)
まずはローター部分
長年使っているとこんな感じで、錆が侵食してきますね
このまま放置していると金属が崩壊してくるうえに周辺の部品にまで錆が進行してきます。
しかし、この程度であればまだ対処可能です！
まず、可能な限り錆びを削り落としていきます。
削り落とした結果、ここまで表面の錆を落とすことが出来ました。
表面の錆だけで済んでいる場合はここからこれ以上の錆の進行を抑える為の溶剤を塗布していきます。
色が変わっていると思いますが、赤錆転換剤と言う
通常の赤錆を黒錆と言う状態に転換させ、錆の進行を止めると共に
逆に黒錆で保護してしまうという溶剤を塗布します。
作業時間は２～３時間程お待ち頂く事となります。
溶剤が乾くまでは私どもも何もできませんので・・・(笑)
次は下廻りです。
どこかで同じ写真を上げているかもですが、ご愛嬌という事でお願いします
大体の車はこんな感じで下回りは何もされてませんよね。
ちょっと所何処と黒くなっているのは、赤錆転換剤を塗布してあるのです。
赤錆転換をしているという事は・・・すでに錆てきているという事です！！
では、いきなりですが錆対処後です！
真っ黒になっていますね(笑)
防錆剤をフロア部分に塗布してあります。
使用品はノックスドール オートプラストーン
効果として
防錆効果・防音効果・道路に落ちている石などの跳ね上げによるボディーへのダメージ低減
※厚塗り可能な製品です。
続けてタイヤハウス内部です。
大衆車でグレードが低い私の車はタイヤハウスにインナーカバーもないタイプなので
がっつりとボディーが見えてますね。
跳ね返り等もろに食らってしまう状態です
さすがにこれ以上放置は出来ないので、こちらも塗布していきました。
※もちろん4輪全てです。
真っ黒になりましたね。
私の経験上、初期硬化に6時間はかかりそれまでは動かすことは極力避けます。
本来であればもう少しやらないといけないのですが、個人的に実験をしているので
徐々にやっているという所です。
しかしながら、これをすることにより、これ以上の錆の発生を抑えるとともに
錆の原因になる、跳ね返りによる傷の防止も出来るので
お薦めの施工となります。
他にも、ロードノイズの低減等色々な恩恵もあるので
非常にお勧めな作業となります。
金額に関してはお客様のご希望により変わるので、お問い合わせを頂ければと思います。
